禁煙のためにiQOSに変えた人へ
こんにちは。つねまつです。
2015年のiQOS販売開始から様々な新型タバコが登場しました。
特に有名なもので言えば フィリップモリス社のiQOS
BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコジャパン)のglo
の3つでしょうか。
他にも、最近では、リキッドを使った電子タバコ等も登場していますが、今回の記事では 上記の3つの新型タバコが該当する
加熱式タバコ について書いていきたいと思います。
加熱式タバコとは
加熱式タバコとは
iQOS、Ploom TECH、glo
のような葉タバコを加熱することによってニコチンを含むエアロゾル(微粒子が気体中に浮遊している状態)を生じさせて、それを吸引するタイプのタバコを指します。
直接燃焼させるのではなく、加熱することで紙巻きタバコよりも健康被害を抑えることができる。
というのが、一般的な見解なのではないでしょうか?
さて、それでは何故
加熱=健康被害が少ない
となっているのでしょうか?
iQOSの販売元である、フィリップモリス社は
「iQOSは、従来の紙巻きタバコと比べて、タール、ホルムアルデヒド、一酸化炭素などの有害物質が90%カットされている。」
と主張しています。
この情報はどこから出て来ているのか?
国際的に人体の健康について研究している専門機関、世界保健機関(WHO)によると
iQOSの安全性を裏付ける研究は
iQOSの販売元であるフィリップモリス社の金銭的援助を受けた1件のみであり
iQOSの安全性を示す独立した信頼できるデータは、2017年7月時点では存在しない。
とされています。
つまり、iQOS等の加熱式タバコが安全かどうか? という問いの答えは、現時点では
わからない
という答えしか出ていないのです。
ただ、WHOなどの国際的機関が公表していないだけで、加熱式タバコの研究を行った機関は他にも存在しており
紙巻きタバコよりも危険だ!
という研究結果も最近では、よく見るようになりました。
しかし、結局は加熱式タバコ自体の歴史が浅いため、データの根拠は薄く どんな研究結果も最終的には
根拠の薄い推測
でしかないとされています。
ちなみに、フィリップモリス社の本社があるアメリカにおいては、
iQOSは販売されていません
更にいうと、シンガポールやタイなどの一部の国や都市では
iQOSなどの新型タバコの所持、使用は違法であり、処罰の対象になっています。
どうでしょう?
よく調べてみると健康のためにiQOS、禁煙のためにiQOSにするというのは
一切根拠がない
ということがわかってきます。
確かに、健康を意識して行動するのはとてもいいことです。
健康を意識して、禁煙を考え、行動するのもとてもいいことです。
そして確かにタバコをやめるのはきついです!
しかし、タバコという言葉で誤魔化されていますが
本当の敵はニコチンです
ニコチンとは、とてつもなく依存性の高い物質で
紙巻きタバコであろうが、新型タバコであろうが
関係なくあなたの脳に影響し、ニコチンから離れなくさせようとしてきます。
タバコをやめようと加熱式タバコに変えた。 という行動を起こしたのであれば、あとはその行動の方向性を変えるだけです。
ニコチンの影響はどうしようと変わりません。
ニコチンのレベルを下げるのではなく
自分自身のレベルを上げ
新しい自分を手にしましょう!